こんにちは、ソライエの佐伯です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
マイホームを建てるなら「快適な動線にしたい」と希望される方は多いですよね。
その際、ポイントになるのが収納です。
特に家族のものをひとまとめに収納できる「ファミリークローゼット」は家事効率も上がるので取り入れる方が増えてきていますが、取り入れる場所によって、生活スタイルや動線が変わってきます。
そこで今回は、ファミリークローゼットについてご紹介します。
ファミリークローゼットとは？
ファミリークローゼットとは、家族全員の衣類を1カ所に集約したクローゼットのことです。
通常、クローゼットは寝室や子ども部屋など、それぞれの部屋に設けることが多いですが、家族分の衣類を1カ所にまとめることで、各部屋のクローゼットが不要になり、その分それぞれの部屋を広く使えるメリットがあります。
また、家族分の衣類を1カ所に収納できるので、洗濯物をしまう作業も1カ所で済み、家事の負担も軽減されます。
おすすめの間取り
シューズクローゼットに併設
ただいま・おかえり動線（帰宅動線）を重視したい方におすすめしたいのが、シューズクローゼットと併設したファミリークローゼットです。
玄関に入って靴を脱いだ後、そのまま鞄を置いて着替えができるので、ほかの場所に服や靴下を脱ぎっぱなしにしたり、鞄を置きっぱなしにしたりすることが減ります。
また、お出かけに必要なものをシューズクローゼット内に置いておけば、忘れ物防止にもつながります。忘れ物に気付いても、わざわざ部屋まで取りに行く必要がなくなるので、朝の通勤・通学もスムーズになります。
洗面所やランドリールームに併設
家事動線や洗濯動線を重視したい方におすすめしたいのが、洗面所やランドリールームと併設したファミリークローゼットです。
洗う→干す→畳む→収納するといった工程に分かれている洗濯は、家事の中でも負担が大きいと言われています。特に、最後の工程の「収納する」という作業は、各部屋のクローゼットへ行って収納しないといけないため、大きな負担となっています。
しかし、洗面所やランドリールームにファミリークローゼットを併設すれば、洗濯に関する一連の作業を同じ空間で完結できるため、負担を軽減することができます。
お風呂に入ったり、お出かけの準備をしたりするときも、着替えなどを自分の部屋まで取りに行かなくてもよくなるので、暮らしも快適になります。
廊下に併設
空間を有効活用したい方におすすめしたいのが、廊下と併設したファミリークローゼットです。
廊下は部屋と部屋の移動中に通る場所でもあり、空きスペースになっていることも多いので、収納スペースを造るにはぴったりです！
また、朝のバタバタを解消したいという方にもおすすめ！
例えば、1階に洗面所やLDK、2階に子ども部屋と夫婦の寝室がある場合。
一般的な間取りですが、この間取りだと1階の洗面所で顔を洗ってご飯を食べた後、また2階の部屋に上がって着替えをして…ということに…。
何度も1階と2階を往復する動線だと、出かけるまでの移動距離が長くなり、朝バタバタしたり、暮らしにくく感じたりする原因になります。
でも、廊下にファミリークローゼットを設置することで、解消することができます。
＜1階の廊下に設けた場合＞
玄関からリビングに入る動線上に設置できるので、帰宅後すぐに着替えることもできます。
また、洗面所やランドリールームに近い場合も多いので、洗濯動線も快適に！
＜2階の廊下に設けた場合＞
子ども部屋や夫婦の寝室に近いので、着替えをしやすくなります。
お客様に見られる心配がないのもメリットの１つです。
1階に設置するのか、2階に設置するのか、どちらがよいのかは、それぞれの生活スタイルによって変わってきますので、ご家族で検討してみてくださいね。
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