こんにちは、ソライエの小野松です。

ナチュラル志向の家づくりが増える中、人気となっているのが無垢のフローリングです。

室内に漂う木の香り、そして足裏に伝わる優しい感触がたまらないですよね。

あらためて無垢材とは何かというと、丸太から切り出した自然のままの木材を指します。均一化していないことで味わいがあり、表情の豊かさが魅力と言えます。

無垢材に対して、木版を接着剤で貼り合わせてブロック状にしたのが集成材です。

▲左:集成材のフローリング 右:無垢材のフローリング

今回は人気のフローリングをいくつかご紹介しましょう。

●ブラックウォルナットのフローリング

美しく重厚感があることから人気の床材です。ラグジュアリーな雰囲気のインテリアとの相性が良く、耐久性にも優れているため、古くから家具や床材に使用されてきました。

オーク(ナラ)

ブラックウォルナットと同様に古くから家具や楽器などに使われてきました。木目の美しさが際立っているため、床材として使う方が多いです。温かみのある色合いは、和風、洋風問わずどんなテイストのインテリアとも調和するのが特徴です。フローリングの幅によって趣が変わるのも魅力です。

オーク材の床<幅を広くした例>

オーク材の床<幅を狭くした例>

●アカシア

木目が際立った独特のワイルドな雰囲気が特徴で、ヴィンテージ感のあるインテリアとも調和します。フローリングは色が暗めの樹種の場合は、価格が高めになることが多いのですが、アカシア材は色が濃い樹種の中でも比較的リーズナブルとなっています。

スギ(杉)

素足で歩いた時に柔らかく、温かな感触はスギの床材ならではの魅力です。和風はもちろん、洋風のナチュラルな雰囲気のインテリアとも相性が良く、爽やかな木の香りが楽しめます。傷つきやすい材質ではありますが、それも味わいの一つかもしれません。

スギのフローリングをはじめ、窓サッシや扉などの枠や天井、表し梁など多くの木材を使った空間の例

●パイン×塗装

スギと同じく、温かくて踏み心地がよいのが特徴です。最初は明るく淡い色合いですが、時間とともに色が濃くなっていく、その変化も楽しい床材です。プレーンな雰囲気なのであえて暗めの色で塗装して使うこともよくあります。スギもパインも同じ針葉樹ですが、雰囲気が異なるので好みが分かれます。スギもパインも流通量が多いため、無垢材としては安価に手に入りやすいというメリットもあります。

このように、ひとくちにフローリングと言ってもいろいろな種類があることがお分かりいただけたのでは。無垢材か集成材かで機能性もお手入れの方法も異なれば、樹種によっても価格に幅があります。どれにしたらよいか迷ってしまうかもしれませんが、

お部屋の印象を決める重要なポイントであり、簡単に交換することができない部分ですので、慎重に選ばれることをおすすめします。

ソライエでは、お部屋のイメージに合わせて最適なご提案をさせていただきます。お気軽にご相談ください。