<所在地>
宮城県
<構造>
木造2階建
<敷地面積・延床面積>
敷地面積:249.71㎡(75.53坪) 延床面積:125.86㎡(38.07坪)
<本体価格>
2,850万円
<キーワード>
ホームパーティ ウッドデッキ 造作キッチン 造作家具 モルタルキッチン 家事動線 吹き抜け ウォークインクローゼット 切妻屋根 塗り壁仕上げ 自然光 開放感 採光 スケルトン階段 仙台箪笥 間接照明 料理好き
「ご友人を招くことが多い」というご夫婦の心配りからうまれた住まいは、随所に優しさとぬくもりを感じられる空間に。
例えば、玄関に入ると目に入る仙台箪笥。
こちらはご両親から受け継がれた大切な箪笥で、時が経っても変わらない美しい佇まいは、現代の暮らしにもフィットし、シンプルな空間の引き立て役に。
懐かしさと伝統美が織りなす空間は、どこかぬくもりを感じられ、家へ帰ることが楽しみになります。
そして、吹き抜けのある広々としたLDKは、ご夫婦のおもてなしの気持ちを具現化。
家族やゲストとともに過ごすひとときを、とても素敵な時間にしてくれる空間が完成しました。
山の形をしたシンプルな形状の切妻屋根と、グレーの塗り壁仕上げの外壁でつくったファサードは、シンプルながらも存在感のある佇まいに。
あかりが灯った夜の外観。
窓の形が浮かび上がり、幻想的な雰囲気に。
温かみのある木製断サッシのフレームが家全体のアクセントとなり、印象的な外観になるように計画しました。
ご両親から受け継いだ仙台箪笥を玄関に。
正面には障子戸を取り入れ、空間全体を和モダンな雰囲気にまとめました。
扉付きの造作のシューズボックスには、約50足の靴を収納できるほか、帽子などの小物や傘も収納可能。ゲストを招きたくなるようなすっきり整っている玄関に仕上がりました。
「パーティーリビング」がコンセプトのLDK。
約30帖の空間には吹き抜けを設け、開放感のある空間に。
額縁のような大きな窓からは庭の景色を楽しめるほか、ウッドデッキやステップフロアに腰掛けてくつろぐこともできます。
空間に変化と立体感がでるように、リビングにはスキップフロアで段差をつけました。
吹抜けに設えたFIX窓からは空を眺めることができ、時間の流れを体感できる豊かな空間に。
モールテックス仕上げの造作キッチンが主役。
キッチンのテイストに合わせ、床には600角の大判タイルを貼り、料理好きな奥様が心躍る空間に。
民芸品収集がご趣味である事から、キッチンの背面と南側に飾り棚を造作。
お気に入りのコレクションたちを間接照明でライトアップすれば、まるでお店にいるような気分を楽しめます。
ラバトリーは、キッチンの背面に配置し、使い勝手の良い間取りに。
大きな鏡と人工大理石のカウンターでホテルライクな雰囲気に。
南北にのびる幅2.0mの洗面カウンターは、二人同時に使っても余裕のある大きさなので、朝の身支度も快適。造作収納は、生活感出ないように全て扉付きとし、すっきりとした印象になるように計画しました。
上質な睡眠と爽やかな目覚めを叶える主寝室。
勾配天井がもたらす伸びやかな解放感と、柔らかな光に包まれた空間は、気持ちの良い1日をスタートしたり、疲れた体を休めたりするのにぴったりです。
南側にはヘッドボードを造作。
枕元にスマートフォンや眼鏡を置くことができるように収納を設けました。
吹抜けに面した障子戸を開けると、目の前にはリビングと繋がった大空間が広がります。
吹抜けの窓に映る景色を眺めることもできるので、リフレッシュにも。夫婦の会話も自然と弾み、楽しいひとときを過ごせます。
主寝室と同じ空間に設けた大容量のウォークインクローゼット。
収納したいものに合わせて造作したので、サイズもぴったり。
着たい服がすぐに見つかるので、忙しい朝もスムーズになります。
置く場所が決まっていると整理整頓が自然と身につき、すっきり整った空間が持続します。